【徹底解説!】めまいの原因は実は・・・

ふわふわしたり、ぐるぐるまわったり、目の前が暗くなる・・・

このような症状が毎日のようにが起こり、身体に何か異常があるんじゃないかと不安になり病院へ行き耳鼻科や内科でMRIなどの専門的な検査をしても異常や病気もみられない。

「じゃあ私のめまいは何が原因なの!?」

と思ったことのある方も多いのではないでしょうか?

そんな風につらくもどかしい気持ちのまま楽しく過ごすことができなくて困っている方に向けて少しでも不安が取り除くことができるように今回のこの記事を作成しました。

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めまいって何?

まずめまいの原因を解説していく前にそもそもめまいってどういうことを言うのかを詳しくご説明していきますね!

めまいとは、からだのバランスを保つ機能に障害が起こると生じる症状のことです。

めまいの感じ方は、
「自分のからだが回っている」
「自分のまわりの地球が回っている」
「雲の上を歩くようにふわふわする」
「谷底に引きずり込まれるように感じる」など、様々です。

そして、それらのめまいは大きく分けると、4つに分類できます。

 

  1. 回転性めまい
  2. 浮動性めまい
  3. 動揺性めまい
  4. 眼前暗黒感(立ちくらみ)

の4つに分けることができます。

 

あなたのめまいはどれに当てはまるのか下のめまいの感じ方を参考にしてみてくださいね!

 

ぐるぐる回っている、物が上下・左右に流れるように感じる➡①回転性めまいへ

身体がふわふわ浮くような感覚、なんとなく頭がふわーっとする➡②浮動性めまいへ

グラグラ揺れている感じ、フラフラする➡③動揺性めまいへ

立ち上がり時にクラッとしたり、長く立っていて目の前が暗くなる➡④眼前暗黒感へ

 

①回転性めまい🌀

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自分は動いていないにも関わらず、自分や周囲(天井や壁など)がぐるぐる回っているようなめまいを「回転性めまい」といいます。
物が左右や上下に流れるように感じることもあります。
平衡器官に急激な変化(血流障害、炎症、内耳のむくみなど)が起きたときに生じます。
耳の病気でも、脳の病気でも起きてきます。

関連する代表的な病気

・メニエール病(耳鳴りや難聴を伴い、発作を繰り返す)
・突発性難聴(急に聞こえが極端に悪くなる)
・前庭神経炎(激しいめまいが起こり、その後もふらつきが続いている)
・中耳炎によるめまい(昔から中耳炎があり、耳だれが時々でる)
・椎骨脳底動脈循環不全(高血圧症や動脈硬化症がある)
・小脳や脳幹の出血

②浮動性めまい☁

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浮動性(動揺性)めまいでは、身体がふわふわと浮くような感覚、船に乗っているような、あるいは雲の上を歩いているような感じ、なんとなく頭がフワーッとする感じなどの感覚、からだが宙に浮いたような感覚などになり姿勢が保つのが難しい、まっすぐ歩けない、といった症状が出ます。
そして、浮動性めまいはさらに「中枢性」「全身性」「薬剤性」「心因性」の4つに分けられ、それぞれで原因は異なります。

中枢性めまい

中枢性めまいは、脳の中でも小脳や脳幹に障害が起こることで発症します。
脳梗塞や脳内出血などの病気が原因の可能性もあり、激しい頭痛や嘔吐、手足のしびれや脱力感を伴う場合があります。

全身性めまい

全身性めまいは身体の一部分の障害が原因で起こるものではなく、身体全体の問題から発生するものです。
一番原因として多い例は「自律神経失調症」と言われています。
また、貧血や発熱などが原因である場合もあります。

薬剤性めまい

薬を服用している人で浮動性(動揺性)めまいがある人は、薬の副作用によるものかもしれません。
抗生物質や精神安定剤などで症状が出やすいといわれています。
市販薬でも出る場合があります。
薬を服用していてめまいが出るという人は、一度医師や薬剤師に相談してみることをおすすめします。

心因性めまい

耳や脳の病気でもなく、「特に異常がありません」と明確な原因が分からない場合には「心因性」と扱われる場合があります。
これは精神的なストレスや自律神経の乱れが内耳や脳幹の機能に悪影響をもたらして発症すると考えられています。

上記のような

「検査を受けたけど異常がないと言われた」

というこのタイプのめまいが当院に来られる患者さんの中で圧倒的に多いです!

③動揺性めまい💦

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頭やからだがグラグラ揺れている感じや、フラフラする感じを言います。
また、実際に歩くとふらつく感じも含めます。
回転性めまいを起こす病気でも、このような症状になることがあります。
平衡器官がある程度広い範囲でおかされたときに多いようです。
歩いてフラフラする時には、小脳の障害のこともあります。

関連する代表的な病気

・薬物によるめまい(暗闇でふらふらが強く、歩行中に物が揺れて見える)
・聴神経腫瘍(いつとはなしに片側の聞こえが悪く、歩くとふらふらする)
・脳幹・小脳梗塞
・脊髄小脳変性症

④眼前暗黒感(立ちくらみ)

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立ち上がった瞬間にクラクラッとしたり、長く立っていて目の前が暗くなる感じのことをいいます。
子供には時々みられます。(起立性調節障害といいます)
この症状は脳に流れる血液の量が一時的に不足してしまうことで起こるとされています。
また、ふだん低血圧ぎみの人もなりやすいです。

関連する代表的な病気

・起立性低血圧症
・起立性調節障害

 

ここまでがめまいとは何か、めまいの種類についてお話してきました。

次は、めまいに関係のある身体のバランスを司る重要な器官についてお話していきます!

私のめまいはここに負担がかかっていたからなのかも?と原因の特定につなげられるので是非続けて読んでみてくださいね!(^^)/

身体のバランスを司る器官

身体のバランス(体の平衡)を司る器官には、三半規管、耳石器、前庭神経、脳幹、視床、大脳皮質があります。このどの場所が障害されてもめまいがおこります。

三半規管(さんはんきかん)

三半規管(さんはんきかん)は平衡感覚(回転加速度)を司る器官であり、内耳の前庭につながっている、半円形をしたチューブ状の3つの半規管の総称で名前はその形状と数に由来しています。

三半規管は体の動きをとらえる器官で、回転などの動きを鋭敏にキャッチします。
三半規管に障害が起こると体が回転するようなめまいをおこします。

耳石器

耳石器は加速度や重力をとらえる器官です。ここが障害されると、ふわふわするようなめまいをおこします。

前庭神経、脳幹、視床、大脳皮質

三半規管と耳石器でキャッチした体の信号は前庭神経で脳幹へ伝えられます。
前庭神経が障害されると、強い回転性のめまいがおこります。
脳幹には体の位置、平衡を司る神経系が集まっています。

ここが障害されると回転するめまいがおこることが多いのです。
脳幹からの情報は視床、さらに大脳皮質へ伝えられます。
ここの障害ではふわふわするようなめまいを感じることが多いのです。

画像を参考にご覧ください!

三半規管、耳石器など

このようなことが起こることでめまいが起こると言われています。

しかし、これだけはよく分からないですよね?

そこで、次はいよいよ本題のめまいの原因について解説していきます。

めまいの原因

耳から生じるめまいの場合

メニエール病(Meniere's disease)

難聴、耳鳴り、耳閉感などの耳症状とともに、発作的に強い回転性めまいを生じる。
めまいは数分から数時間つづく。
内耳リンパの異常による。40歳以降の壮年に発症する疾患であり、高齢初発のめまいはむしろ中枢性疾患を考える。

前庭神経炎

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画像引用:https://piropurin.com/entertainment/matsuko_hospitalization

かぜの症状から1~2週間して、とつぜん回転性のめまいで始まります。
めまいのなかでも、もっとも強烈な症状です。
食事をすることも、動くこともできませんが、2~3週間ほどで自然に軽快します。

前庭神経炎の原因は、おもにかぜ症状のあとにおこるので、アレルギー反応が関係しているのではないかと考えられています。

他にも動脈硬化がおこると動脈が延長し、蛇行(だこう)します。
そのため前庭神経が圧迫を受け、「ごっ、ごっ」という耳鳴りと同時にめまいをおこします。

聴神経腫瘍

聴神経に腫瘍ができることにより難聴などの症状が起こり20%は突発性難聴としてはじまることもあります。

この腫瘍が大きくなると周囲の脳組織を圧迫しその中でも小脳が圧迫されると、ふらつき歩行があらわれます。

抗生物質などの薬物からおこるめまい

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結核の治療に良く用いられたストレプトマイシンやカナマイシンなどの抗生物質の後遺症でめまいを残すことがあります。もとの病気の治療が終わって数年あるいは20~30年たってからめまい、耳鳴りが始まることもあります。

 

脳から生じるめまいの場合

脳卒中(脳梗塞、脳出血)

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脳卒中によって平衡感覚の経路のどこかが障害を受けると、めまいがおこります。
脳卒中によるめまいの特徴は通常2~3時間、短くても20~30分間はつづくことです。
めまいの症状や程度は梗塞や出血が生じた場所によって異なります。
たとえば脳幹の前庭神経核という、平衡感覚があつまる部分の障害では強い回転性のめまいがおこります。
大脳皮質の障害では揺れるような比較的軽度のめまいですみます。

椎骨脳底動脈循環不全

大動脈から分岐して脳の特に脳幹や小脳へ血流を送るのが椎骨動脈であり、脳底動脈です。
この血管の血流が悪くなるとめまいをおこします。
この場合のめまいは20~30秒でおさまることが多いのです。
椎骨動脈は頸椎の中を通っています。(下の画像の赤い部分が椎骨動脈です。)

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そのため、急に後ろをふりむいたり、天井を見上げたり、床を見たりする動作によって血液循環がさまたげられてめまいをおこします。
とくに生まれつき椎骨動脈が細い人、動脈硬化によって椎骨脳底動脈に狭窄がある人、老化で頸椎が変形し、動脈を圧排している人ではおこりやすいのです。
検査はMRAによって椎骨脳底動脈の変化を調べます。

良性発作性頭位変換性めまい

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頭を動かしたときだけに軽い回転性のめまいがおこり、20秒以内に自然におさまるのが特徴です。
この原因は多岐にわたります。
たとえば昔カナマイシンを注射したなど内耳の障害が原因であることもあれば、更年期で神経が敏感になっていることもあります。
軽い脳幹梗塞やその後遺症でおこることもあります。
また、過労、睡眠不足、酒の飲み過ぎなどが原因になることもあります。

起立性低血圧

血圧

起立性低血圧とは、座った位置から立ち上がったときに最高血圧が20mmHg以上低下するものを言います。

若い人では急激に血圧が下がると顔が青ざめ、冷や汗が出て倒れてしまうことがありますが、老人では若い人のように激しい反応がおこらず、反応自体が弱くあらわれます。

一方で、血圧が少し下がっただけでもめまいをおこしやすくなります。
起立性低血圧でめまいがおこるしくみ;めまいを感じるのは大脳皮質の頭頂葉の第22野の周囲です。
とくに頭頂葉の第2野は前大脳動脈と中大脳動脈の境にあり、ここは心臓からもっとも遠いので、血圧が下がって脳の血液循環量が低下するとまっさきに障害されます。
その結果、めまいがおこります。
とくにお年寄りでは血圧を一定に保つ機能が衰えているために、急に立ち上がると血圧が下がり、めまいがおこりやすくなります。

 

ここまでたくさんのめまいの原因についてお話ししてきましたがまだまだあるんです!!

「まだあるのか・・・」「疲れたな・・・」と思っている方も多いと思いますがここからは耳や脳に問題がない場合のめまいの原因についてお話していくのであと少しだけ読んでみてください!m(__)m

 

病院などで検査を受け脳や耳に異常がないと言われた場合は何が原因なのか・・・

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それは、このような原因が考えられます。

・頭蓋骨や背骨などの骨格が歪むことによって起こる解剖学的な原因

・血流や体液の循環などによって起こる生理学的な原因

・環境的、身体的ストレスなどによって引き起こされるメンタルバランスの原因

のような原因も考えられます。

しかし、めまいで苦しい思いをしている患者さんを見ているとある共通点が見えてきたのです。

それは、「自律神経の乱れ」があるということです!

上記で述べた頭蓋骨や背骨のゆがみ、血流や体液の循環、などが正常ではない状態になる原因を深堀していくと自律神経が乱れることによって各内臓の機能は低下してしまったり筋肉、関節などは神経伝達がうまくできなくなってしまったり、頭蓋骨、背骨など柔軟性が無くなったりゆがみが出てきてしまうことにより結果としてバランスを司る器官などに負担がかかりめまいの症状が起こっているのです。

なので、病院や耳鼻科に行って検査をしても「特に異常はないですね。」と言われて薬をもらって終ったり、整骨院で頭蓋骨や背骨だけを調整してもなかなか改善しなかったり、改善してもまた再発したりするのです。

めまいに効く2つのツボ

ここまでご覧いただきありがとうございます。
読んでいただいたみなさんに少しでもめまいでつらい毎日から抜け出していただけるようにわたしからめまいに効く2つのツボをご紹介して終わりたいと思います!

めまいに効く2つのツボをご紹介します!

まず1つめは「翳風(えいふう)」と呼ばれるツボです。

このツボはめまいの原因の1つとされる内耳の機能高めるツボと言われています。

また、耳下腺リンパ節にも近いのでむくみをとる働きもあると言われています。

場所耳たぶのすぐ後ろにある大きなくぼみです。
押し方押しやすい指で「気持ちがいい」と感じる程度の強さで左右同時に20回刺激します。

 

2つ目は「竅陰(きょういん)」と呼ばれるツボです。

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東洋医学ではめまいは血液の量を調節する「肝」の働きが鈍ることで「血」が不足していると考えられており、それを回復してくれるのがこのツボです。
場所:1つ目に紹介した「翳風(えいふう)」のツボから斜め上後方のくぼみです。
押し方このツボを中心とした耳の後ろのくぼみを人差し指から小指の4本指(小指を上にした状態)で左右同時に「気持ちがいい」と感じる程度の強さで20回刺激します。

今回紹介したツボを押す際はリラックスした状態でやるより効果が上がるので深呼吸を行いながらやってみてくださいね(^^)/

まとめ

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いかがでしたか?
めまいといっても様々な種類があり、原因もたくさんありましたね。
大事なのは何が原因なのかを特定し原因に対してアプローチをすることです。
それができなければなかなか改善しないどころか悪化してしまう可能性が高いので不安な方は是非専門家に相談してみてくださいね(^^)

あなたが1日でも早くいきいきとして生活を過ごせるよう心から願っております。

自律神経専門院 なな鍼灸整体院 山口航大

めまいの早期改善・根本改善の近道を知りたい方へ

めまいについて詳しくはこちら

めまい

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