あなたは大丈夫!?身近に潜むパニック障害

いきなり激しい動悸に襲われたり、息苦しさや強い不安感・恐怖感にも襲われる・・・。
また出たらどうしよう・・・外出している時、友達や大切な人といる時に症状が出たら迷惑かけてしまうし心配もかけてしまう。

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と考えてしまい家から出れなくなっている。
そんな方も少なくないのではないでしょうか?

 

実際に当院に来られるパニック障害でつらい毎日から抜け出したい方々も上記のようなことを思っていたかたばかりです。

その中で仕事や家事での疲労やストレスが原因だと思っている方も中にはおられます。
自分はまだそんなにひどくないだろう。
逆に私はもしかしたらパニック障害になっているんじゃ・・・。と不安になって来られる方もおられます。

当院に来られるきっかけはバラバラでもパニック障害について知りたい、改善したい、予防したい、そんな思いを抱いて皆さん来られます。

そこで今回は、パニック障害について詳しくお話していきます!

あなたは大丈夫?パニック障害チェック!

パニック障害についてお話していく前にあなたが今パニック障害になっているのかをチェックしていきましょう!

◆心臓がどきどきする(動悸)
◆息切れ、息苦しさがある
◆からだの震えがある
◆胸の痛みや不快感がある
◆吐き気や胃部の不快感がある
◆のどに違和感・窒息感がある
◆めまい、ふらつく感じ、気が遠くなる感じがする
◆コントロールを失うこと、または気が狂ってしまうのではないかという恐れがある
◆このまま死んでしまうのではないかという恐れがある
◆現実感が感じれなかったり、自分が自分でないような感じ(離人症状)がする

上記の項目で4つ以上当てはまった方はパニック障害になっている可能性が非常に高いです。
専門家に診てもらいましょう。

4つ以上はなかったがいくつか当てはまった方も油断しないようにしてくださいね!
なぜなら1つでも当てはまっていれば自律神経が乱れている可能性があり今後増えていき悪化することがあるからです。

パニック障害ってなに?

パニック障害は、突然起こる激しい動悸や発汗、頻脈(ひんみゃく:脈拍が異常に多い状態)、ふるえ、息苦しさ、胸部の不快感、めまいといった体の異常と共に、このままでは死んでしまうんじゃないかというような強い不安感に襲われる病気です。

パニック発作

この発作は、「パニック発作」といわれ10分くらいから長くても1時間以内にはおさまると言われています。

 

なので、パニック発作が起こり救急車を呼んで病院に行っても、医師の診察を受ける頃には発作は消え、血液検査や心電図検査をしても異常はみられず、時には気のせいなどと言われることもあります。

 

パニック障害の特徴は、検査をしても身体的な異常は見当らないのに、パニック発作を繰り返すことです。
このパニック発作が繰り返し起こることで、日常生活に大きな影響を及ぼします。

 

パニック障害は、広場恐怖症と合併することが非常に多いです。
広場恐怖症とは、「逃げ場がない」「自分でコントロールできない」と感じるような状況に対する恐怖症になります。
そうした状況に直面したときに、パニック発作が誘発されてしまいます。

 

パニック障害になってしまうと、苦手な状況が近づくと不安が強くなり、避けるように行動してしまいます。
少しずつ苦手な状況が広がり、生活範囲が少しずつ狭まってしまい、学校や職場にいけなくなってしまったり、旅行や外出ができなくなってしまいます。

 

ひどい場合は自宅にひきこもってしまったり、ストレスが蓄積することでうつ状態になってしまうこともあります。アルコールに走ってしまうこともあります。

 

このようなパニック障害ですが、お薬の効果を期待しやすい病気になります。
ですが広場恐怖の克服には時間がかかることが多く、またパニック障害自体も、良くなったと思っても再発してしまうことが少なくありません。

 

広場恐怖が広がる前に早めに治療し、また焦らずにじっくりと治療することが必要な病気になります。

パニック発作

パニック発作とは、パニック障害の中心となる症状で思いがけない時に突然に襲ってくる動悸や息切れ、強烈な恐怖や不安を伴う発作になります。
多くの場合、発作を繰り返すにつれて程度が強まっていきます。

ストレス

激しい動悸や息苦しさといった身体症状とともに、「このまま死んでしまうのではないか」といったほどの、非常に激しい恐怖を感じます。
なかには過呼吸をおこして、救急車で運ばれる方もいらっしゃいます。

 

なんらかのキッカケがあることもあれば、何もキッカケなくパニック発作が強まることもあります。
パニック発作と診断するには、診断基準上ではキッカケのない不安発作が2回以上認められる必要があります。

 

パニック障害の症状

認知的症状
身体症状

の2つに分けられます。

認知的症状

「自分をコントロールできない」「気が狂ってしまう」といった恐怖
「このままでは死んでしまうのではないか」という不安・恐怖
こういった物事のとらえ方をしてしまう症状です。

そして人間は不安を感じるとストレスに対抗しようし自律神経の交感神経が優位になり、過緊張状態になります。それによる症状が身体症状となります。

身体症状

●動悸や脈拍の増加
●汗をかく
●息苦しさや喉の違和感(窒息感)
●手足のふるえ
●胸の痛みや胸の苦しさ
●めまいやふらつき
●寒気やからだのほてり
●口の渇き
 ●吐き気や下痢
 ●しれび感
 ●今、起こっていることが現実ではないような感じ、自分が自分でない感じ(離人症状)

のように認知的症状と身体症状が影響となり、恐怖感があおられてしまって自分の意志ではコントロールできなくなってしまうのがパニック発作です。

そして、症状の程度によりパニック発作は以下の2つに分けられます。

●パニック発作:4個以上の症状
●症状限定発作:1~3個以上の症状

パニック発作が起こりやすいシーン

起こりやすいシーンは人によって変わりますが、当院に来られる患者様の中で多かった5つをご紹介しておきます!

電車に乗っている時
会社での仕事中、会議中
以前にパニック発作が起きた場所・状況
車を運転している時
人と話をしている時

パニック発作を起こしやすくする要因

パニック発作を起こしやすくなる要因があります。

例えば、疲れていて体調がよくなかったり、緊張していたりするとパニック発作が起きやすくなります。

他にも、

炎天下での労働やスポーツ、過労

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寝不足、徹夜

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風邪・体調不良

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精神的緊張

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夏の高温・多湿

太陽

カフェイン(コーヒーやくすりに含まれる)、アルコール、ニコチン

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生理(女性の場合) など

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予期不安と回避行動

パニック発作を経験すると様々な不安に見舞われるようになります。例えば・・・

  • 何か重大な病気があるかもしれないという不安(身体的不安)
  • このままだと自分を保てなくなることへの不安(精神的不安)
  • 周囲から悪く思われてしまうんじゃないかという不安(社会的不安)

こういった不安を抱きながら毎日生活をしていると、

  • いざというときに逃げ出せない状況
  • 人から注目を浴びるような状況

などが苦手となってしまいます。こうした状況を前にすると、不安が高まるようになります。これを、予期不安といいます。

 

予期不安が高まると、そういった状況を避けようとしてしまいがちです。
こうした回避行動をとってしまうと、次に同じ状況に直面したときには、不安がさらに高まってしまいます。

 

このようにして予期不安から回避行動をとり、それが予期不安を高めてしまうという悪循環を生じてしまいます。このことで少しずつ生活の範囲が狭まってしまい、自分が安心に思える生活圏の外に出れなくなってしまう方もいらっしゃいます。

 

このように回避行動は、予期不安を高めることでパニック障害を悪化させてしまう大きな要因となります。

 

パニック障害の原因

パニック障害はもともと、心の反応による心因性の病気と考えられていました。
しかしながら現在は、その背景に何らかの脳の機能的異常があると考えられています。

 

その理由としては、

  • 抗うつ剤の効果が認められやすい
  • 乳酸ナトリウムを注射することで、人工的にパニック発作を誘発できる

があげられます。

 

そしてこのような異常が生じる要因として、

  • 遺伝要因
  • 環境要因

の両方が関係していると考えられています。そのウエイトとしては、環境要因が7割ともいわれていますので、誰にでも可能性のある病気と言えます。

 

パニック障害は女性が男性の2倍発病しやすいなど、性別や人種によっても発病率が異なっています。とはいえパニック障害を生じやすい遺伝子が特定されているわけではなく、複数の遺伝子が重なり合って影響を及ぼすと考えられています。

 

環境要因

環境要因では、
・気にしやすい・優しすぎる・臆病な性格傾向

・ストレス(職場・友人・家族など・・・)

・トラウマ(過去の出来事・ケガ・インナーチャイルド)

・喫煙(呼吸器系などの内臓機能の低下により自律神経が乱れることに関係)

・カフェイン(興奮作用があり依存して飲み続けると交感神経優位になり常に緊張状態になってしまう)

などが要因になるといわれています。
これらの中で、生活習慣で治せる部分としては喫煙カフェインになります。

 

喫煙は、パニック障害のリスクとなります。タバコには様々な有害な物質が含まれており内臓への影響が大きく

  • ニコチンによる身体依存
  • 呼吸機能の低下

などに陥ってしまうことがあります。
このような状態になるとニコチンが身体に慣れてしまい、タバコを吸わないと不安やイライラが強まってしまいます。
また呼吸機能が低下してしまい、脳内でも酸素が足りないと感じやすくなります。
このため、呼吸困難感を増してしまいます。

さらに脳に十分に酸素がいかないと自律神経系は乱れやすくなり、体のあらゆる機能が低下してしまいます。

 

コーヒーなどに含まれるカフェインですが、興奮物質として交感神経を刺激してしまいます。
その結果不安が高まりやすくなり、パニック発作を生じやすくします。

パニック障害を改善するには?

パニック障害を改善するには、上記にも出てきた喫煙・カフェインなどを控える他にも意外に知られていない身体に負担をかける物を控えることや整体で内臓や自律神経に対してアプローチをする方法があります。

ここでは、具体的に何を控える・抜くと効果的なのかをお話していきます。

何を抜くのが効果的??

①甘い物や炭水化物

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甘い物や炭水化物を取り過ぎていると体調を崩しやすくなります。
特に甘い物(砂糖)は麻薬(コカイン)の8倍の依存性があり、心臓病のリスクなども上げてしまいます。

さらに、甘い物などを摂取することにより

●血糖値の乱降下によりイライラや不安を煽ってしまう。
●内臓機能の低下、内臓疲労を起こす。
●腸を荒らし、免疫機能を低下させる。
●細胞を酸化させて老化を促進する。

これらは全て、内臓や内分泌系・免疫系を動かしている自律神経に負担をかけてしまいます。

なので、お菓子やパン・ごはん・麺類を食べるのが多い方は抜くようにしてみて下さいね!

②お酒やたばこ

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お酒やたばこは解毒をするために内臓に大きな負担をかけてしまいます。
そして、内臓が疲労していき自律神経にも影響が出てしまいます。

③スマホ・パソコン・テレビ

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PCやテレビ、特に直接触るスマホから出ている電磁波は身体への影響が大きいです。
スマホなどによる電磁波は自律神経を狂わせてしまいます。
また、SNSなどしている方の場合、SNSのストレスや過度に入ってくる情報も交感神経を刺激してしまう要因になります。

 

これらのことを気を付けるだけでも体への負担は軽減されます。
その結果自律神経も整いやすくなっていくので体が楽になっていくのです。

まとめ

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
いかがでしたか?
パニック障害についてたくさんのことを知ることができたのではないでしょうか?
パニック障害に限らず様々な症状などには要因があり、それを続けている結果内臓が機能低下を起こしたり自律神経が乱れ身体に症状が出てくるのです。
今回お話した体に負担をかけてしまうものを意識的に気を付けるようにするだけでも変わるので是非試してみて下さいね!

 

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パニック障害

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