何だか最近、体が疲れやすく仕事時の集中力が落ちてきた。
いつも以上に緊張して、落ち着かない。
お腹の調子が悪く、便秘ぎみで困っている
このような症状でお困りの方いませんか?
それはもしかしたら自律神経失調症かもしれません。
そこで、自律神経失調症かどうかここでチェックしてみてみましょう。
自律神経失調症とは
まず、自律神経失調症かどうかをチェックする前に自律神経失調症についてご紹介します。
自律神経失調は、体のオンオフを調整する自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れることで様々な症状を起こす疾患です。
症状は3つのタイプに分かれ、体のだるさや倦怠感を訴える全身症状、頭痛や吐き気といった身体症状、そして、強い不安感や恐怖感などを訴える精神症状が現れます。
その他にも多くの症状があり、3つのタイプの症状が複数混合して現れることもあります。
症状的には普段から多くみられる症状が多いので、自律神経神経失調症だとは気づかない事も少なくありません。
ですが、症状がひどい場合には仕事や生活にも支障をきたしてしまうほどです。
そうなった場合、病院に真っ先に行かれると思いますが、内科や整形外科で検査を行っても異常は認められず、原因不明であったり、ストレスが原因ですね。と言われ済まされることも。
最近では、神経科や心療内科を紹介してくれる先生もいるようです。
ですが、症状の悪化を予防するためにも早期発見が何よりです。
ですので、前もって自律神経失調症かもという事に気づいていれば対処も治りも早くなります。
では、次に自律神経失調症かどうかのチェックを行ってみましょう。
症状チェック
では、自律神経失調症かどうかチェックしてみましょう。
- めまいや耳鳴りのするときが多い。
- または立ちくらみをよく起こす。
- 胸が締め付けられる感じがする。
- または胸がザワザワする感じが時々ある。
- 心臓がいきなり早くなったり、脈拍が飛ぶようなことがある。
- 息苦しくなるときがある。
- 夏でも手足か冷えるときがある。
- 胃の調子が悪いときが多い。(お腹がすかない・胸やけなど)
- よく下痢や便秘をする。または便秘と下痢を繰り返す。
- 肩こりや腰痛がなかなか治らない。
- 手足がダルイ時が多い。
- 顔だけ汗をかく。または手足だけ汗をかく。
- 朝、起きる時に疲労を感じる。
- 気候の変化に弱い。
- やけにまぶしく感じる時がある。
- 寝ても寝ても寝たりない。
- 怖い夢をよく見る、または金縛りにあう
- 風邪でもないのに咳がよく出る。
- 食べ物を飲み込みつらい時かある、喉に違和感がある。呂律が回らない時がある。
0-1個 自律神経に狂いはなさそうです。
2-3個 自律神経に負担が掛かっているかもしれません。
4-6個 自律神経失調症になりかけているかもしれません。
7個以上 すぐに休養を取り、できるだけ早く専門家に相談しましょう
では、なぜ自律神経失調症が起こるのでしょうか?
次に自律神経失調症が起こる原因についてご紹介します。
自律神経失調症の原因
自律神経失調症は様々な症状がありますが、1人1人起こる症状は違います。
そして、その原因も人それぞれです。
ですので、自律神経失調症を改善するは自分自身の自律神経を乱す原因をきちんと知っておかなければなりません。
では、何が原因で自律神経が乱れてしまうのでしょうか。
・生活リズムの乱れ
自律神経は約24時間の周期でバランスを保っています。その周期の維持には睡眠、食事、運動などが関与しており、生活リズムが乱れると自律神経の中枢に過度の負担がかかってしまいます。
・過度なストレス
精神的ストレスや身体的ストレスが長期間にわたってしまうと、それに対応しようと自律神経が働き過ぎてしまい、やがて身体のオンオフの切り替えが上手くできなくなってしまいます。
特に、まじめで几帳面な方、神経質なタイプの方がストレスを感じやすいです。
・女性ホルモンの影響
自律神経失調症は男性に比べ女性に多く見られます。その原因が女性ホルモンの影響によるもです。
自律神経は脳の視床下部というとこでコントロールされていますが、実は女性ホルモンの同じ視床下部によりコントロールされています。ですので、閉経前や生活習慣の乱れになどにより女性ホルモンが乱れてしまうと、自律神経も乱れてしまいます。
以上が自律神経を乱す原因です。
このように、生活習慣や精神的、身体的に受ける過度なストレス、女性ホルモンの影響によって自律神経は乱れてしまいます。
ですので、自律神経失調症を治すにはこういった原因を解消することが大切になります。
では、最後に自律神経を整えるストレッチをご紹介します。
自律神経を整えるストレッチ
では、自律神経を整えるストレッチを2本ご紹介します。
簡単にできますので、ご自宅で是非お試しください。
①床に両手、両膝をつき四つん這いになる
背中はフラットの状態にしておく
②息を吐きながら、骨盤から背中を丸めていく
③息を吸いながら、骨盤から腰を反らしお腹が床に近づくようにする
※この時首に負担がかからないように、頭は上に上げ過ぎないように注意
ゆっくり呼吸を繰り返しながら3セット行う
2つ目は「体側ストレッチ」です。
自律神経を整える体側ストレッチをご紹介します。
①両脚を肩幅に広げて立ちます
②両腕を上げて、右手の先を左手でつかみます
③息を吐きながら上体を左に倒し、3秒キープします
④息を吸いながら元の状態に戻し、体を上に伸ばしていきます
⑤つかむ手を逆にして、反対側に身体を倒し3秒キープします
⑥息を吸いながら、元の状態に戻し体を上に伸ばしていきます
これを左右で3回ずつ行ってください。
まとめ
自律神経失調症は、普段から起こりやすい症状が多いので気づかないことがほとんどです。
ですが、気づかないでそのままほおっておくと、症状が悪化して生活にも支障を起こしかねません。
少しでも早く気づいて、自律神経が整う生活を行ってくださいね。
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なな整体院でございます。