パニック障害と薬の副作用

突然、激しい動悸や呼吸困難が起こる

症状が出なくても、また同じように苦しい思いをするのかという

不安感や恐怖感に襲われるパニック障害

気がくるってしまいそうだったり、不安で夜眠れなかったり。

 

そんな時、薬に頼る事があると思います。

ですが、そんな薬には必ず副作用がありますので注意が必要です。

今回はそんなパニック障害と薬の副作用についてご紹介します。

 

パニック障害とは

動悸

 

パニック障害は、日本で100人に約3人の割合で患者さんがいます。

特に20代~30代の女性に多い疾患で、男性と比べると約3倍にもなります。

 

また、症状は3つのタイプに分けられます。

 

突然激しい動悸や呼吸困難やめまいなどに襲われ

他には、手や顔に激しい汗をかいたり、胸の痛み吐き気体の震えなどを訴えます。

 

こういった症状に襲われ、「このまま死んでしまうのだろうか」という恐怖感不安感を強く感じるもの。

この症状を「パニック発作」と言います。

 

症状自体は数分から数十分ほどで治まりますが、この経験によって

「また発作を起こしてしまうかもしれない」という不安に感じることを「予期不安」と言います。

 

そして、パニック発作が出ることで「人に迷惑をかけてしまう」「恥ずかしい思いをする」

などと発作を起こす前から、不安と恐怖でいっぱいになり、電車に乗れなくなったり、病院にさえも行けなくなったり、家から出ることができなくなることを「広場恐怖」と言います。

 

このように「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」の3つのタイプに分けられます。

 

パニック障害が長期化してしまうと、「うつ病を併発」してしまう確率が高くなってしまいます。

そうなってくると、改善するのに時間がかかりますし、それこそ薬に頼りっぱなしになってしまうことも。

 

薬を服用するのは、もちろんいいのですが、薬には必ず副作用というリスクがあります。

ですので、薬の副作用もきちんと知ったうえで、服用しなければなりません。

 

では次に、パニック障害で使用される薬の種類についてご紹介します。

 

薬の種類

薬を飲む人

 

では、パニック発作に使用される薬の種類をご紹介します。

パニック障害で使用される薬は主に「抗うつ薬」と「抗不安薬」の2つになります。

では、それぞれどんな作用があるのでしょうか?

 

抗うつ薬

 

★SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)

 

不安や気分の落ち込み、無気力は脳内にセロトニンという神経伝達物質が不足することによって起こるとされています。

 

ですので、そのセロトニンが再び細胞に取り込まれないように、脳内のセロトニンを増やす薬がこのSSRIになります。

 

主にうつ病で用いられますが、パニック障害にも使用されます。

 

症状としては、パニック発作が起きなくなっても、発作に対する不安や恐怖感、それによって電車に乗れない、人ごみの中に行けない、などの「予期不安」や「広場恐怖」に対してこの薬は効果的です。

 

この薬を使用することで、徐々にパニック発作に対する不安や心配、こだわりが薄れていきます。

 

抗不安薬

 

★ベンゾジアゼピン系抗不安薬

パニック発作」にも「予期不安」にも有効で、かつ効果の発現が早く確実なことが特徴

 

ソラナックス(コンスタン):すぐに効果が現れるが、消失も早い(1日3~4回)

ランドセン(リボトリール):効果の持続が長く1日の服用は1~2回で良いとされている

 

これらの薬は、抗不安作用のほかに、催眠鎮静作用筋弛緩作用抗痙攣作用などがあります。

 

以上がパニック障害で使用される薬になります。

ただ、ここからが大事で副作用もきちんと把握して、薬の服用に気を付けましょう。

薬の副作用

 

毒

 

では、先ほどご紹介した各薬の副作用をご紹介します。

 

・抗うつ薬

 

抗うつ薬は効果が現れるまでには時聞が必要で、個人差はありますが、大体、1~2週間ぐらいかかります。

 

また、抑うつ症状が消えたからといって服用を止めると、脳内環境がまだ自力では整えられない状態のため、再発リスクが高まります。

 

★SSRI

消化器症状:吐き気、嘔吐、便秘、下痢、食欲不振、口喝

これらの症状は服用初期の現れることが多いです。

 

精神神経系症状:眠気、めまい、ふらつき、頭痛、不随意運動

セロトニン症候群:不安やいらいら、混乱する、興奮、手足や目が勝手に動く、震え、体が固くなる、発汗、発熱、下痢、頻脈

 

性機能障害:頻脈(稀)、勃起障害、射精障害

 

また、飲み忘れたり急に中止したりすると、「離脱症状」と呼ばれる強い反応がおこることがあるので注意が必要です。

 

 

・抗不安薬

★ベンゾジアゼピン系抗不安薬

副作用:眠気、ふらつき、依存性

 

もともと、ベンゾジアゼピン系の薬は、「睡眠薬」としても使われていますので、眠気が来るのはこのためです。

 

そしてふらつきは、「筋弛緩作用」によって起こります、お年寄りや足腰が弱い方は転倒による骨折が起こる可能性があるので、注意が必要です。

 

そして、最も怖いのが「依存性」です。

 

長期服用により、薬が無くては過ごしていけない状態になってしまいます。

このようにベンゾジアゼピン系の薬は薬の効果による副作用があります。

 

 

以上が各薬の副作用になります。

 

薬は症状を緩和してくれますが、パニック障害そのものは治してくれません。

そして、どれだけ薬を服用しなければならないのか、それこそ不安で恐怖に陥ります。

 

ですので、薬に頼るのはなるべく避けましょう。

 

では、次にパニック障害に効果的なストレッチをご紹介します。

 

パニック障害に効果的なストレッチ

 

では、パニック障害に効果的なストレッチをご紹介します。

パニック障害とストレッチの関係性ですが、パニック障害の方は自分の身体をまもるために身体が硬くなる方が多いんです。

 

なので、ストレッチで硬くなった体を緩めることで、身体だけでなく心もリラックスできます。

 

ただ、注意して頂きたいのが、ストレッチを毎日続けることです。

一回のストレッチでは、パニック障害を改善する事はできません。

ですので、毎日行って少しずつ心と身体を癒していきましょう。

 

1つ目は「首のストレッチ」です。

①椅子に座って、背筋を伸ばす

②片方の手で頭を持ち、横に傾ける

③首筋を伸ばして、気持ちいところで20秒キープする

④キープしたら、ゆっくりと元の状態に戻す

左右で1セット×3セット

 

2つ目は「背筋を伸ばすストレッチ」です。

①椅子に座って、背筋を伸ばす

②両腕を前に伸ばした状態で、両手を組む

③息を吐きながら、ゆっくりと腕を前に伸ばし、背中を丸めていく(視線はおへそを見るようにする)

④気持ち良いところで止めて、20秒キープする

⑤キープしたら、息を吐きながら力を抜く

 

まとめ

 

どの薬もそうですが、薬は症状の緩和を行うだけで、疾患そのものを治す力はありません。

治すことができるのは自分の身体にある力です。

ですので、薬に頼らずなるべく自分の身体で改善していく事が一番身体にとっても望ましいですね。

 

 

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