パニック障害と家族の接し方

パニック障害は、「死んでしまうのではないか」と思うほど、とてもつらい疾患です。

本人はもちろんのことですが、辛い姿を見る家族も辛いと思います。

 

ですが、そんな辛い中を乗り越えるためには家族の存在が不可欠です。

今回は家族がパニック障害になった場合の接し方についてご紹介します。

 

●パニック障害とは

うつ病 女性

まず簡単に、パニック障害についてご紹介しますね。

 

パニック障害とは、大きく分けて3つの症状が現れます。

それが、「パニック発作予期不安広場恐怖」になります。

 

パニック発作とは、突然激しい動悸呼吸困難などに襲われます。

 

その他の発作時の症状がこちら

  • めまい
  • 息がつまる
  • 吐き気
  • 身震いや手足の震え
  • 胸(心臓)がドキドキする

 

パニック発作自体は10分でピークに達し、30分以内には治まりますが、パニック発作により「このまま死んでしまうのではないのだろうか」という不安恐怖感を感じます。

 

こういった、パニック発作を経験にまた同じように辛い思いをするのではないかと、今度はパニック発作に対する不安を感じるようになります。これを「予期不安」と言います。

 

そして、パニック発作が起こった場所や、パニック発作が起こった時に逃げ場のないところや、助けを呼べないところ、または大勢の人が集まる場所を避けるようになります。これを「広場恐怖」と言います。

 

こういったパニック障害の症状の連鎖から、悪循環が生まれ症状が悪化し、外出ができなくなったり、うつ病を併発する場合もあります。

 

では、何が原因で起こるかといいうと、「自律神経の乱れ」です。

自律神経とは、自分自身ではコントロールできない、循環、呼吸、消化、体温調節など、生命活動を維持するための機能を調整しています。

 

自律神経が乱れる原因は様々あり、環境やストレス、生活習慣など、多様です。

 

原因を見つけてそれを対処することも大事ですが、パニック障害を改善するには家族の協力も必要不可欠です。

 

では、次にパニック障害と家族の接し方についてご紹介します。

 

●家族の接し方

相談

では、パニック障害と家族の接し方についてご紹介します。

 

①話を聞いてあげる

まず、パニック障害の家族と接するには、理解してあげることが大切です。

ですが、パニック障害は理解してもらうことが難しい病気です。

 

特にパニック障害は「気持ちの問題」「心が弱い」などと、本人に問題があると誤解を招く場合がほとんどです。

 

それにより本人は「自分が悪いんだ」「自分自身の問題なんだと」さらにストレスを抱え込んでしまいます。

 

ですので、まずは本人の話を聞いてあげて、「どんなことがつらいのか、怖いのか。」と話を聞いて親身に寄り添ってあげて下さい。そうすることで、本人の気持ちは楽になります。

 

②いつも通りに接してあげる

病気だからといって無理させないように気を遣うよりも、病気を理解しているからこそ、いつもどおりに普通に接してあげるほうが、本人は楽でいられます。

 

調子が悪い時は、「大丈夫?」と声をかけて、無理させずそっとしといてあげましょう。

 

③パニック発作が起こったら

もし、パニック発作が起こったらこのように対応しましょう。

 

腹ばいや前かがみの姿勢をとらせてから深呼吸させて下さい。

そして、手を握ったり優しく背中をさすりながら「大丈夫、大丈夫」と声をかけてあげ、安心させましょう。

 

発作はしばらくすると治まります。

最初はびっくりすると思いますが、決して慌てず冷静に対応するとこが大切です。

 

 

では、最後にパニック障害に効果的なストレッチをご紹介します。

 

●パニック障害に効果的なストレッチ

 

では、パニック発作に効果的なストレッチを2つご紹介します。

パニック障害の方は、自律神経が乱れるので身体が固くなっていることがほとんどです。

 

ストレッチは心身共にリラックさせる働きがあります。

毎日一緒に行って、心と体をほぐしていきましょう。

 

1つ目は「背筋のストレッチ」です。

①椅子に座って、背筋を伸ばす

②両腕を前に伸ばした状態で、両手を組む

③息を吐きながら、ゆっくりと腕を前に伸ばし、背中を丸めていく

(視線はおへそを見るようにする)

④気持ち良いところで止めて、20秒キープする

⑤キープしたら、息を吐きながら力を抜く

 

2つ目は「背中と肩のストレッチ」です。

①椅子に座って、背筋を伸ばす

②両手を組んで、頭の後ろにもってくる

③両肘を後にそらし、胸を張る

④気持ち良いところで止めて、20秒キープする

⑤キープしたら、息を吐いて力を抜く

3セット

 

●まとめ

パニック障害は、「死んでしまうのではないかと。」言う恐怖感を感じるど本人にとっては辛い病気です。

また、理解してもらいにくいので、周囲の人に誤解を招きやすい病気でもあります。

ですので、まず家族の方が話をしっかり聞いてあげて「大丈夫よ」と安心感を与えましょう。

そして、協力し合いながらパニック障害を改善していって下さいね。

 

 

大阪でパニック障害でお困りの方

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