自律神経失調症の薬の種類

寝ても疲れが取れなくて、やる気が出ない

頭痛や吐き気、めまいなどの症状が出る

このように身体症状だけでなく精神症状が現れる自律神経失調症

 

その治療法の1つに薬の服用があります。

ですが、薬を飲んでも効果があまり出なかったり、副作用が出ることもあります。

今回はそんな自律神経失調症にの用いられる薬とその副作用についてご紹介します。

 

●自律神経失調症とは

めまい

 

まず、自律神経失調症についてご紹介しますね。

 

自律神経失調症とは、その名の通り自律神経が上手く働かなくなることで様々な症状をきたす疾患です。

症状は多岐にわたりますが、検査しても異常が診られないことがほとんどです。

 

自律神経は、自分の意志ではコントロールできない、循環や呼吸、消化、体温調節などの生命を維持する機能をコントロールしています。

 

また、自律神経は人間の活動時に働く交感神経休息時に働く副交感神経とに分かれており、この二つがバランスよく働くことで人間は健康でいられます。

 

しかし、この2つのバランスが悪くなると人によって異なりますが様々な症状が現れてきます。

 

では、具体的にどのような症状が現れるのでしょうか?

 

・身体的症状

慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、不眠、便秘、 下痢、微熱、耳鳴り、手足のしびれ、口やのどの不快感、頻尿、残尿感

 

・精神的症状

イライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、ゆううつになる、感情の起伏が激しい、あせりを感じる

 

このように自律神経失調症は身体的症状だけでなく、精神的症状も現れてきます。

自律神経失調症になりやすい方は、まじめで几帳面、またストレスを抱えやすいタイプに多く見られます。

 

慢性化してしまうと、”うつ病”を併発してしまうことも。

 

そんな自律神経を改善する一つに薬物治療があります。

 

次に自律神経失調症に用いられる薬についてご紹介します。

 

●自律神経失調症の薬

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では、自律神経失調症に用いられる薬はどんなものがあるのか、どんな作用があるのかをご紹介します。

 

自律神経失調製剤 脳(中枢)に作用し自律神経系の乱れを調整することで、頭痛、めまい、不安、意欲低下などの症状を改善する薬

 

抗不安剤 ベンゾジアゼピン:自律神経の緊張を緩和させ、不安や緊張を和らげる
セロトニン作動抗不安薬:不安、抑うつ、睡眠障害などを和らげる薬
ビタミン剤 自律神経のバランスを整えるビタミンA、B群、C、Eを処方。他の薬との併用が基本です。
エストロゲン製剤 女性ホルモン(エストロゲン)低下による自律神経失調症を改善する
黄連(おうれん) 精神の不安を抑え、胸のつかえや下痢などにも効果がある
抑肝散(よくかんさん) イライラ、神経の高ぶり、不眠症などを抑える
その他 抗うつ剤、睡眠導入剤など。

 

自律神経失調症は以上のような薬が使われます。

 

ただ、薬は自律神経を落ち着かせたり症状の緩和には効果的ですが、自律神経失調症を完治することは不可能といえます。

 

なぜかというと、いくら薬で自律神経を落ち着かせたり、症状を緩和させても、自律神経を乱している「根本的な原因を改善には至らない」からです。

 

それだけではなく、薬には副作用がついてきます。

次に薬の副作用についてご紹介します。

 

●薬の副作用

毒

では、薬の副作用についてご紹介します。

 

・自律神経失調剤

(グランダキシン錠)

精神神経系症:眠気、ふらつきなど

消化器症状:吐き気、口渇、食欲不振、便秘など

全身症状:倦怠感、脱力感など

 

・抗安定剤 

(ベンゾジアゼピン系)

精神神経系症状:眠気、ふらつき、頭痛など

消化器症状:吐き気、食欲不振、口渇、便秘など

薬物依存:大量使用や連用により薬物依存があらわれる場合がある

 

(セロトニン作動抗不安薬)

精神神経系症状:眠気、めまい、ふらつき、頭痛など

消化器症状:吐き気、食欲不振、口渇、便秘など

肝機能障害:頻度は非常に稀である

倦怠感、食欲不振、発熱、黄疸などがみられ症状が続く場合は放置せず、医師や薬剤師に連絡して下さい。

 

・ビタミン剤

(ビタミンA剤)

過量投与などによるビタミンA過剰症(主に内服薬、注射剤に関して)

急性症状:吐き気、嘔吐、腹痛、めまいなど

慢性症状:食欲不振、便秘、頭痛、倦怠感、脱毛など

 

(ビタミンC剤)

消化器症状:非常に稀だが、吐き気、下痢など

 

(ビタミンE剤)

消化器症状:便秘、胃部不快感など

過敏症:頻度は非常に稀だが、発疹など

 

(ビタミンB剤)

*服用するビタミンB群によって変わってきます。

消化器症状:吐き気、食欲不振、下痢

過敏症:発疹

 

・エストロゲン製剤

乳房症状:乳房の張り、乳房痛など

消化器症状:吐き気、腹部膨満感など

血栓症:頻度は非常に稀である

手足のまひやしびれ、しゃべりにくい、胸の痛み、呼吸困難などがみられる場合は放置せず、医師や薬剤師に連絡する

 

・黄連

【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください

偽アルドステロン症:だるい、血圧上昇、むくみ、体重増加、手足のしびれ・痛み、筋肉のぴくつき・ふるえ、力が入らない、低カリウム血症。


その他胃の不快感、食欲不振、吐き気、発疹、発赤、かゆみ

 

・抑肝散

【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください

偽アルドステロン症:だるい、血圧上昇、むくみ、体重増加、手足のしびれ・痛み、筋肉のぴくつき・ふるえ、力が入らない、低カリウム血症。

 

心不全:息苦しい、息切れ、胸が苦しい、動悸、疲れやすい、むくみ、急な体重増加。

横紋筋融解症:手足のしびれ・けいれん、力が入らない、筋力低下、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿。

 

間質性肺炎:から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。

肝臓の重い症状:だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。


その他:胃の不快感、食欲不振、吐き気、下痢、発疹、発赤、かゆみ、肝機能値の異常

 

このように薬には様々な副作用が隠れています。

また、副作用だけでなく薬そのものは””ですので、薬の長期服用は身体の毒を分解する肝臓に負担がかかります。

 

ですので、なるべく薬には頼らずに自律神経失調症を治して頂きたいものです。

 

最後に自律神経を整えるストレッチをご紹介します。

 

●自律神経を整えるストレッチ

 

では、自律神経を整えるストレッチをご紹介します。

 

自律神経失調症の方は、心身共に緊張している事がほとんどです。

そこて、心身共にリラックスでき自律神経を整えるストレッチと腹式呼吸のトレーニングをご紹介します。

 

下ねじりのポーズ

①体操座りをして背筋を伸ばす。

②右足を外側に倒し、踵を左のお尻の前に置く。

③左脚は右足の外側におく

④右肘を左膝の外側に置き、左手は身体の後ろに置いておく

⑤息を吸いながら、背筋をピンと伸ばし、息を吐きながら身体をねじっていく(下の背骨からねじっていく)

⑥この状態を5秒間キープする

反対側も同じように行う

 

腹式呼吸のトレーニング

①片方の手を胸に置き、もう片方の手をおへそより上のところにおきます。

②鼻で息を吸ったときに、お腹が膨らみ、吐くときにお腹がへこむ感覚を覚える
この状態で鼻呼吸を10回行う

③お腹を圧迫させた状態で、鼻呼吸を10回行う

④吐く時間を長くして、吸う量を少なくし少しきつめの状態で鼻呼吸を10回行う

普通の呼吸を10回
お腹を圧迫して10回
呼吸の量を変えて10回

これを一日1セット行って下さい。

●まとめ

自律神経失調症に限らず、薬だけに頼る治療はあまりお勧めしません。

疾患の根本的な原因を改善しない限りは難しいでしょう。

そこで大事なのが、身体に負担をかける生活をしないことです。

ストレスはもちろんの事、食事、睡眠、運動のバランスが整っているかがポイントですよ。

 

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